310の日&既刊自家通頒のおしらせ

310の日でしたね。
振り返れば、今日でもう2年。まだ同人を区切ってはいない今に至るまで、これだけ時間が経ったのか…と、執筆&製本作業の際に流していたBGMを流しながら、しみじみ思い返しております。
私めは夏に予防接種2回目で寝込んだとき尾形に出逢ったので、約半年後の出来事だった勘定になるでしょうか。
その前年の春にはワードもクリスタも自宅に無いひとだったのに、既に原稿が手につかず放心状態の一日になったのだけは記憶しております。


そんなファンにも関わらず、気長にいっしょに過ごしてる気がします。
…杉元が不死身の存在で、勇作さんは非の打ち所がない偶像的な存在…いずれも成長した人物として描かれる対極に在って、変容し続ける人間の本質を映す存在だからこそなのかなと。

約2年、戦跡の青いステンドグラスの教会や、弁天島の初夏の赤と緑、日本海側の村落を寝かしつけるようなボタ雪のなかの姿を同人本の中で取り上げて色々考えてみましたが。そういう性質がどうしても見えるからか、何らかのゆらぎが感じられる場や題材が似合うのではとつい思いますし、のんびり旅していていただきたいなと思います。
ささやかな言葉や想像なぞ悠々超えて、充実した人生を送ってくれてたらいいなあ。


★最後にお知らせですが、現在管理の都合で「験の糸(文化財関係者の壮年勇尾/三版)」「星盈ちる(アナウン作さんと裏方尾)」とブースに在庫を入れております。「端境につがう(二版)」と「はちすばの蝶」の昭和モノ2作品については、各2冊づつなので6月にもっていこうかな……と。
6月本は、まだまだ骨状態で2.5万字くらいです。

※表示が旧サークル名の多き福茶寮になってますが、現在はhydronym名義です。また、配送一件につき370円の配送料がかかりますm(__)m。

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