人魚と将校さん

ある青年将校が傷痍軍人(*)となり、人員不足の村の教員として漁村へと赴任します。
しかし激戦のさ中大怪我を負い、記憶も認識票さえもなくした彼に残ったのは、何のために命を…という言葉と、何かを大切なことを忘れたまま生きられぬという想い。
恩賜給金も満足ではなく、彼は夜な夜な線香にひとり願文を書き綴りながら夜を明かしていたのですが……という短編の一幕です。
人魚が着ているのは少尉殿の上衣で……。

とまあ、12月の本を書き始める前に…且つ、UODAY向けにと書いてる一篇のイメージ出しとして。


**インスパイアされ、リスペクトしているのはO川M明の赤いローソク…。
この作品が大好きで、偶に読み返すのです。



3コメント

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  • まるめもち

    2024.07.21 14:07

    @こちらこそ、眼福です〜😊鱗の色味が鮮やかで素敵だなあと思いました。そしてなんとなくですが、勇作さんも尾形も馬の世話を丁寧にしそうで、馬からも好かれそうなイメージだったので、心がほっこりして嬉しくなりました。お返事ありがとうございます✨
  • 2024.07.21 08:01

    @まるめもちわああ、そそそんな、有難う御座います!!!(ジャンピング土下座) 人魚尾、いつか書いて(描いて)みたい……と思いつつ、こっそりトライしてみた次第でした。 もちさんに目撃して頂けて、空想の果ての海から泳いできてくれてよかった(´ω`)……と胸をなでおろしてます💕お馬ちゃんと兄弟も…!!一歩づつ、ゆっくり歩いていくうちに笑顔が増えればいいなあと思ってやみませぬ…
  • まるめもち

    2024.07.18 11:51

    とても...お話が気になります...!!!いつもさばさんの絵はやわらかで美しいなと拝見しておりますが、まさか人魚尾が見られるとは〜!素敵なイラストありがとうございます✨お馬ちゃんと兄弟二人のイラストも、とても可愛らしくて好きです🥰

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