ある青年将校が傷痍軍人(*)となり、人員不足の村の教員として漁村へと赴任します。
しかし激戦のさ中大怪我を負い、記憶も認識票さえもなくした彼に残ったのは、何のために命を…という言葉と、何かを大切なことを忘れたまま生きられぬという想い。
恩賜給金も満足ではなく、彼は夜な夜な線香にひとり願文を書き綴りながら夜を明かしていたのですが……という短編の一幕です。
人魚が着ているのは少尉殿の上衣で……。
とまあ、12月の本を書き始める前に…且つ、UODAY向けにと書いてる一篇のイメージ出しとして。
**インスパイアされ、リスペクトしているのはO川M明の赤いローソク…。
この作品が大好きで、偶に読み返すのです。
hydronym
unofficial fan art for GOLDEN KAMUY+ historical essay or archives.
3コメント
2024.07.21 14:07
2024.07.21 08:01
2024.07.18 11:51