今しがたようやっとブックカバーまで入稿いたしました。
今回は表紙が火薬鉄砲店のカタログイメージ、カバーをお店の包装紙風のイメージで仕上げました。こちらは尋春の遊び紙になっていた金の紙にインクが乗ります。祝福された二人が星空を旅するような雰囲気です。
本体の方は下記のイラストが生成り色の凹凸ある紙に、ぼわんと乗ります。
そして今手元にある分だけで言えば、実際のカタログ表紙例はこんな感じ。
左が明治27年、右が大正4年版。カラー刷りに変わって、文言も商売っ気が増してにぎやかになってます。お店の位置も移転してますね。
しかも中身についても、取り扱いの品がぐっと増えており……
えっ、この時期に魔法瓶の水筒が!?と。初めて観た時にこれを筆頭に日用雑貨の扱い部門が多いことに随分驚き、当初考えていた鉄砲店……だけには収まらないイメージのもとでの作品制作となりました。生かし切れてないので、また何かの折に短編とかで出せる機会があったらなあと思います。
hydronym
unofficial fan art for GOLDEN KAMUY+ historical essay or archives.
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