大火で焼けたあと、ひっそり高台に移転した、けれど店主が変わったとある港町の洋菓子店から、
【「月ガ綺麗デスネ」ノ気持チデ用意致シマセウ。
アノ御方ハ気ニ入ッテ下サルカシラ。】
という新聞広告が出たらしく…というのは妄想です。
ハッピーバレンタインデー!
***
「ひとひらにこめた」
みたいな短編アンソロジーとかもいいなあ。
絵と言葉を連動させて寄せ集めた一冊にして、レトロパッケージもどきのステッカーか絵葉書も一緒に作るとか。
あまり需要はないだろうけど、たのしそう……。
***
よしなが先生の「環と周」という一冊みたいな雰囲気(気分?)で。
こちらは主人公のお名前は固定で、立場も人格も時代も異なっている物語が数編編まれています。年末年始の忙しいタイミングでも、毎日一編づつ何処かの誰かの想いに触れるように拝読出来たことが嬉しかったし、恋愛・親子愛…なんかの従来の愛情関係の名称の縛りを解いて、こんなにありのままに関係をまとめる方法もあるのね。と、勝手にうれしく思ったのです。
なにせ、どこでだれが関係して、縁が繋がっていくかはわからないものですしね…
自分の本を出すときは、大体中長編に設計してぜんぶ盛り込んでおく方式にしているつもり(爆)ですが、なにか新しいタイプのものを考えるヒントになりそうだなあと思いながら。。
hydronym
unofficial fan art for GOLDEN KAMUY+ historical essay or archives.
0コメント