制作夜話と旅写真少々。

去る7月29日、大湊の北洋館様へ見学へ参りました。


それでは小説一話目の大筋が上がってきたので、今回からの取り組みについてと、旅写真などを少々……

先の記事にも書いた通り、創作活動自体もあの時点での精一杯として、昨年の本をかきあげた時点で一旦停止かなと考えていた部分もあったのですが……やっぱり二次のCPも大好きで、ふとした瞬間に強烈に思考の中に立ち顕れるのです。彼らが明白に想像上の『キャラクター』であるのですが、圧倒的に生きようとする(していた)『人物』のようなリアリティと、余白を残した描かれ方故の可能性があるように思えるのです。

それで気長に考えたりする御付合いをしている、といいましょうか。

まあその御付合いをしているうちに、次第に元々取り組んでみたいと遠く考えていた近現代史のなかの営みの復元・思考、というようなことに突き当たったのです(※)。

そんな感じで、文字通り結び付けて貰ったのだなと感謝するばかりです。

で、気長に…と以前書いたように一次創作として、学会誌・専門書よりも日々の営みに近く、けれど関係するものに繋がるような深めるための読み物となるようなものになれば…と。

(想像上の物語でもない、教科書でもない、でもいとなみの実態って?と感じた時に手に取れる、本棚の隙間にそっと収まる薄い本ないしパンフ……のイメージ)

前置きが長くなりました。

そんな思考なので、既に学の蓄積がある方の…というより、浅学の身としてひとつひとつ考えてみたいと思い、興味があった大湊/北洋館様へ伺う事となった次第です。
防衛の二文字をほぐした中に含まれる、護りたい=主体的にくらしを創っていこう……という機運が醸成される要因があったのは何故かと……それも戊辰戦争の経緯を経たとなると、いっそう惹きつけられましてですね。。。

まあそんな夜話ひとつ、失礼いたしましたm(__)m
ずっと書きたかったんですが、資料を集めるのに精一杯だったのと、夏休み運営(ほぼワンオペ)で頭がうまく回らかったという(爆)



(※)筆者=先史で卒業してますが、途中で近現代の文化財にピンポイント鞍替えしたくなったという経緯があります。が、如何せんメソッドも、それからモノ/場所と人がどう結びつくのか…という糸口を見つけることが出来なかったのだなと思います。
お恥ずかしながら、対人関係を育む経験を差し置いてきた結果でもありました。
(脱出するのに振り切ったエネルギーがいる田舎育ちだった部分もありますが)

(※)写真取材許可済。

めっちゃ弾丸ツアーなのでお店に入るのはほぼ不可なものの、今回は旅程組んだおかげで駅弁が一食食べれました……!!海峡サーモンおいしかったです✨

0コメント

  • 1000 / 1000

hydronym

unofficial fan art for GOLDEN KAMUY+ historical essay or archives.